「何をなそうとしたか」平元文雄

「何をなそうとしたか」平元文雄

 全日一回戦が終わりました。対戦相手は湖西ブロックの青山JFCでした。
菩提寺が全日も含め県大会に出場したのはそう多くはないのですが、なんと青山JFCチームとは4度目の対戦となりました。今まで一度も勝利したことのない強豪チームです。


 菩提寺チームも今年のチームは近年にないいいチームで、私も内心かなり期待していました。
 試合結果は残念ながら2-5で敗れてしまいました。試合を振り返ってみますと、ひいき目もありますが正直、実力の差はあまりなかったように思います。ただ、青山チームは日頃の練習の成果がそのまま試合に出たのに対し、菩提寺チームはその成果が試合に出なかったことにつきるように思います。

 過度に緊張していたのでしょうか。勝たねばならないという気持ちばかりが先行したのでしょうか。
 中盤の攻防でボールが納めきれませんでした。それだけ青山チームのプレスやチェックが鋭く、菩提寺の思うような展開はできなかったように思います。攻撃にしても守備にしても相手の青山チームに「一日(いちじつ)の長」があったように思われました。


 青山チームの今後のさらなる活躍を期待したいと思います。

 菩提寺チームとしては全日の戦いは終わってしまったのですが、サッカーが終わってしまったのではありません。
 私の大好きな作家、山本周五郎さんの名言にこんなのがあります。

 「人間の真価は何をなしたかではなく、何をなそうとしたかである」と。

 この青山JFCとの負けている試合で必死に2点を返し、さらにゴールを目指そうとゴールインしたボールを急いで中央まで抱えて運んだことを忘れないでほしいと思います。


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コメント: 1
  • #1

    yamamoto (水曜日, 23 11月 2016 13:27)

    平元監督、いつもありがとうございます。

    県大会当日、OBやOBの保護者の方々、ボブサンズ保護者の方々、学校の先生方まで多くの方に応援に来ていただきました。
    本当に有り難い気持ちでいっぱいになりました。

    また、監督を始め 常日頃から熱心にご指導頂いた指導者の皆様に、保護者一同 改めて感謝の気持ちを 申し上げたいと思います。

    ありがとうございました。

    あと数ヵ月、子供たちのサポートに全力を尽くしたいと思います。
    どうぞよろしくお願いいたします。