「気持ちのほとばしり」平元文雄

 先週の土曜日、以前から交流が続いている、雲井、伴谷、石部南チームに菩提寺に来ていただいて「お別れ招待試合」を行いました。

 すべての試合が終わってから、父母の会の方々の進行で、障害物競争を各チーム対抗で行いました。

 縄跳び、スプーンリレー、風船割り、ドリブル、リフティング、二人三脚、デカパンなど内容も盛りだくさんでリレー形式で行いました。

 その中でこんなことが見られました。

 確かトップを走っていた伴谷チームだったと思います。競技をしている子どもの近くに、もう競技を終えた数人の子らがそばまで寄ってきてコースの内側(フィールド側)から一緒に走りながら声援を送るのです。遠くにいて声は聞こえませんでしたが、おそらく、「もう少しやで」とか、「最後までしっかり」という声だったように思います。

 すごいなと思いました。

 学校の先生や指導者は競技の妨げになるから、出番が終わったらその場でじっとしているように指示することが多いです。

 確かにそういった部分も否定はできないですが、それよりもチームの仲間を励まそうという気持ちのほとばしりが生んだ行動は素晴らしいなと思いました。

 以前、このホームページで「強いチームもいいけれど、いいチームを作ってくださいよ」と書きました。目指すいいチームとはどんなチームなんでしょうか。私は、仲間を思いやれる、仲間を励ますことのできるチームだと思っています。

 今日の伴谷チームのプレイには大きなはなまるをあげたいですね。