「湖南市スポーツ少年団フェスティバルで思ったこと」平元文雄

 新年あけましておめでとうございます。

 本年も菩提寺サッカースポーツ少年団をよろしくお願いいたします。

 

 さて、昨年12月に湖南市スポーツ少年団フェスティバルが湖南市総合体育館で開催されまし

た。今回も2階の観覧席で見学させていただきました。

 開会式で挨拶にたたれた教育長は、子どもたちにこんな問いを投げかけられました。

 「教育には学校教育、家庭教育、そしてスポーツ少年団の活動のように社会教育と三つあります。

君たちは何が一番大事だと思いますか」と。

 私も考えてみました。どの教育も内容は違うものの、子どもたちがすくすくと育っていくことを願っ

ての教育ですから、順番はつけられないのではないかなと思いました。でもあえて挙げるとした

ら、子どもを取り巻く集団としては家庭が一番小さいから濃密な関わりと言う意味で家庭教育なの

かなと思ったりしました。

 

 開会式の後、「輪くぐり競争」「紅白オセロゲーム」が始まりました。

 保護者の役員の皆様が段取りよく進めていかれます。このスポーツ少年団フェスティバルも最初

の頃は外部から講師を招聘したスタイルでしたが、予算的に大変だったのかもしれません。最近

では保護者の役員さんが何度か集まられて、企画、立案、準備、進行までもすべて行われるシス

テムにかわってきました。

 この湖南市のスタイルは役員の方は大変だと思いますが、毎年見させていただいていて素晴ら

しいなと思っています。あれだけたくさんの子どもたちを動かすことは大変だと思うのですが、役員

の皆様が連携を取りながらスムーズに進めていかれます。

 

 スポーツ少年団の大義は子どもたちの健全育成を願うことですが、子どもたちと指導者だけのも

のではなく、そこに保護者が一役を担ってこそ、理想的な団活動が形成されるのだと考えます。

 「スポーツ少年団は大変だ」「スポーツ少年団はわずらわしい」と言う声を耳にします。しかし、

今日、進めてくださった役員の皆様も確かに大変だとは思いますが、やり終えた後の充実感や達

成感はあるのではないかと外野からではありますが思っておりました。

 

 役員の皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。

 この手作りの湖南市スタイルが今後も続くことを願って!