「スパイクのひも」平元文雄

 先日、希望ケ丘文化公園の芝生広場で、U-10の希望ヶ丘ジュニアサッカーフェスタがあり参加しました。

 

 前日に降った雨の影響で、天然芝のピッチはぬかるんでいました。3試合させてもらったのですが、試合中、スパイクのひもがほどけて、結びなおす子どもを多く見かけました。スパイクのひもがほどけても、審判は笛を吹いてゲームを止めてはくれません。ひもを結びなおしている間もゲームは展開するわけです。雨でスパイクのひもがぬれてしまったりするとひもはほどけやすくなります。結ぶのにも時間がかかってしまいます。特に冬場などはぬれたひもは放っておくとガチガチになってしまいます。

 

 U-10というと小学4年生、運動シューズでのサッカーからスパイクをはいてサッカーをする子どもも多くなる時期です。

 

 そこで子どもたちに伝えたいことがあります。試合の始まる前にはしっかりとひもをたぐり寄せて、少しきついぐらいにしめておきましょう。そして結び目はほどけないようにきつくしめておきましょう。ほどけやすい雨の日などはなおさらです。そうすれば、今日も試合で見られていたスパイクが脱げることもなくなると思います。

 

 スパイクを初めて買ってもらった時、嬉しくて枕元に置いて寝た子どももいると思います。

その気持ちを忘れずにいつまでも大事に大事に使ってくださいよ。