「頑張れ!! 奥川選手」平元文雄
以前、「甲賀ブロックスポ少を経て活躍する選手たち」の中で、綾野サッカースポーツ少年団出身の奥川選手のことを紹介しました。
先日、京都サンガから正式にオーストリアのプロサッカーチーム「ザルツブルグ」への入団が発表されました。
奥川選手の自宅は私の家から300mぐらいしか離れていません。スポ少時代からとても足が速く、細かく繊細なボールタッチができ、ドリブルも鋭い、エースストライカーでした。昨年、U-19日本代表での海外試合での活躍が、海外のプロチームのスカウトの目にとまり、プレミアリーグの「リバプール」などが興味を示したとの記事がありました。
ちょうどその頃です。お父さんも少しは知っているので、「本人が海外でやりたいというのなら、是非ともやらせてあげてください」と、あつかましいお願いをしたものでした。
まだ19歳、海外生活となると、気候や生活習慣になれるのも大変でしょうし、言葉の問題もあると思うのですが、本人に海外でサッカーをやりたいという気持ちが強いなら是非とも行かせてあげてほしいという私の思いから奥川さんの家に足を運んだものでした。
このような選手に育ったのも、彼の努力が大きいとは思うのですが、その基礎を作った綾野サッカースポーツ少年団での指導が大きいと私は思います。私は外からだけしか見ていませんが、綾野サッカースポーツ少年団はドリブルを中心にしてボールを運べる子、ボールを持てる子を育てようとされていると思います。個の良さを伸ばしていこうとされているのが私の目には映ります。
また、少し別の話になりますが、私はグラウンドの近くをときおり通るのですが、先日、グラウンドのトンボをバイクでされている人を見かけました。夜遅い時間です。バイクのライトを頼りに、一人グラウンド整備されていたのです。翌日の試合に向けて、できるだけいい条件で子どもたちにプレイさせたいという思いからなのでしょう。その人は綾野スポ少の監督さんでした。
こうした姿勢が奥川選手を生んだといっても過言ではないでしょう。
今後の奥川選手の活躍をひたすら願うものです。
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藤田コーチ (月曜日, 22 6月 2015 19:46)
私の息子と同級生、当時は11人制で、彼は強力スリートップの一角でした。
プレーが良くない時、スリートップがスリーバックをする時もありましたが、やはり強力でした。
とてもかなわない、強力なスリートップでしたよ。